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双葉理保VSヘビー級ボクシングチャンピオン

リングの上には明らかに体格の違う、男女が対峙していた。某団体の世界ヘビー級
チャンピオンと水色のビキニ姿のグラビアアイドルの双葉理保。地上最強の男の顔
には焦りの色が浮かんでいた。対する双葉理保の表情は余裕に満ちている。

既に終了した、第1ラウンドでチャンピオンは双葉理保との圧倒的な実力差を感じ
させられていた。チャンピオンの繰り出した全てのパンチは双葉理保にスウェーバ
ック、ダッキングなどでかわされ時折カウンターを喰らっていた。
チャンピオンは既にパンチの空振りでスタミナを消費しグラビアアイドルの細腕か
ら繰り出されたとは思えない重たいパンチでダメージも蓄積している。
今は、第2ラウンド。チャンピオンは目の前の少女に対し、どう攻めるべきか悩み
ながら様子を窺い、間合いを取ったままリングの上を動き回っている。
そこで、双葉理保はおもむろに口を開いた。
「チャンピオンさん、1ラウンド目でウォームアップは終わったんだよね?理保も
本気で行くからよろしくね」
そう言うと間合いを詰め左ジャブを放つ。チャンピオンはガードをするがジャブと
は思えない、重い一撃でガードをはじかれる。そしてそのまま右ストレート、左フ
ックが頭部へとインパクトする。ボクシンググローブを付けているとは思えない打
撃音が会場に響き渡り、過去のどんな挑戦者からも喰らった事のない衝撃がチャン
ピオンの脳をシェイクする。その威力は第1ラウンドのパンチとは桁違いだった。

チャンピオンの動きが止まる。双葉理保はそのまま手を休めることなく、ボディを
乱打する。ハート、キドニー、リバーとボディのあらゆる急所にストレートが、フ
ックが吸い込まれていく。そして、止めと言わんばかりにストマックへのアッパー
を打ち込む。その一撃で身体をくの字にするチャンピオン。
そこへ双葉理保がプリティアッパーと名付けたストレート気味のアッパーで無理矢
理、チャンピオンの上体を戻すとラブリーダンスと双葉理保が呼んでいる左右のス
トレートとフックを連続で叩き込むラッシュへと移行する。最後は強烈なフックを
喰らいチャンピオンはダウンした。

誰もが呆然とし、レフェリーすらカウントを始めるのを忘れている。数秒後、我を
取り戻し、慌ててカウントを始めるレフェリー。チャンピオンが立ち上がり、ファ
イティングポーズを取ったときには既に10カウントが取られてもおかしくない時
間が経っていたが、目の前で繰り広げられた信じがたい光景に誰もがそんな事を気
にも留めていなかった。

レフェリーの合図により、試合を再開する二人。そこでまた、双葉理保が口を開い
た。
「流石、チャンピオンさん。とってもタフだね。理保が取っておきで止めを刺して
あげる」
そう言うと再び一気に間合いを詰め猛烈なラッシュを始める。先程のラッシュと比
べものにならないスピードで叩き込まれるパンチ。その重さも更に増していた。ガ
ードも間に合わず、次々とチャンピオンを捉えるパンチの連打。
遂にマウスピースが口から飛び出しパンチがチャンピオンの顔面を捉える度に血反
吐と折れた歯をまき散らす。チャンピオンのセコンドがタオルを投げ入れようとし
たその時、双葉理保は再びプリティアッパーを繰り出した。

1発1発がヘビー級ボクサーのフィニッシュブローを凌駕する破壊力のパンチを高
速で繰り出し徹底的に相手を叩きのめす必殺のコンビネーション。その名はラブア
ッパー。それが双葉理保の取っておきだった。
止めの一撃を食らい更に折れた歯が混じった血反吐を吹き出し宙を舞うチャンピオ
ン。そして、背中からリングへ落ちると数回、リングでバウンドし痙攣を起こし始
めた。

今度のレフェリーの判断は素早かった。カウントを取るまでもなくノックアウトを
告げると双葉理保の腕を高々と掲げた。
ダウンしたチャンピオンは身体の至る所に痣が出来、顔は誰かも解らないほど腫れ
上がり変形し血まみれになっていた。そして、とどめのアッパーで完全に顎を砕か
れていた。

その姿は誰の目から見ても再びリングへ立つ事を許されない程、破壊されているの
は明らかだった。世界最強の男は2ラウンドの終了を待たず小さな島国のグラビア
アイドルにボクシング人生を完全に絶たれた。

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